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クイーン・メアリー

9月28日から、NHKのBSプレミアムで「クイーン・メアリー」というドラマが放送されます。
これ、スコットランド女王メアリー・スチュアートのドラマだよね? というわけで、興味津々。(^^) 俄然、見てみようかなあ…という気になっているのですが、よくよく調べてみると、メアリーの若い頃を描いた青春ドラマなんだそうで;;
あー、それは私が思っているものとちょっと違うかもしれんですなあ。
しかも、ワーナーの公式ページによると、
「ヒロインはスコットランド女王、メアリー・ステュアート。
16世紀のフランス王室へと輿入れした彼女が国家間の政略、そして王宮内の欲望渦巻く新しい世界で、恋と運命に翻弄されながらも、祖国のため、そして自らのために正しい道を貫こうとする。
日本の少女漫画からのインスピレーションを取り入れて、エリザベス一世と英国王位を争ったメアリー・ステュアートを、史実をもとに描いたまさに“16世紀の「ゴシップガール」”な本作は、BGMにはポップミュージックを、衣装やヘアメイクにも現代的アレンジを採用し、全米ティーンの心を捉えて熱狂させた、圧倒的にスリリングで最高にリュクスな新感覚のロイヤル・ロマンス。」
とある。
えええっ、ちょっと待って!
「日本の少女漫画からのインスピレーションを取り入れ」??? 「BGMにはポップミュージックを、衣装やヘアメイクにも現代的アレンジを採用」??? 「話題沸騰のガールズドラマ」ってか。。。マジ?
なーんだ、歴史ドラマじゃないんだね〜。う〜〜〜ん。録画予約入れたけど…どうしようかなあ。主役の女優さんも、ちょっと私のイメージとは違うんですけど;;

実は、メアリー・スチュアートって、私が大昔にものすごく興味を持った人なんですよ。いろいろ資料も読み漁ったりしたものです。マンガに描きたいって当時は真剣に思っていて、大まかなストーリーとプロットを考えたりもしました。ただ、とてもそんな技量を持ち合わせていなかったので、あえなくお蔵入りになってしまったのですが。(^^ゞ
あの頃考えていたのは、メアリーがフランスからスコットランドに帰国してからの話。特に、ボスウェル伯ジェームズ・へバーンとの禁断の恋の真実…みたいなものを描きたかったんですよね。
メアリー・スチュアートとボスウェル伯の恋は広く世に知られていますが、ここで語られるボスウェルは、かなり自分勝手で非道な男。自分が王位に就くために、メアリーの女心をもてあそんだ……というのが定評です。
ところが、私はどうしても、極悪なボスウェルというのをイメージすることができません。彼の行動は、野望というよりも、すべて女王への一途な愛からきていると思えてならないのです。いつか、そんな彼の復権を果たしたい――と、これは私の密かなる野望(笑)。

今となっては、あの頃のメモ帳も、ネタの記憶の断片も残っていませんが、そんな自分の中のメアリーとは全く違うドラマを見せられたら、やっぱり受け入れられないでしょうねえ。
それとも、新しいインスピレーションを与えられて創作意欲がかきたてられる…なんてことになったら嬉しいのだけど。
どうしよーかなー。
今になって、見ようかどうしようか迷っている私です。

◆大昔の恥ずかしい落書き…見てあげようという心優しい方は、<こちら>からどうぞ。(^^;)


 

author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 23:41
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昔の大河ドラマ「秀吉」
息子が、大昔の大河ドラマ「秀吉」を借りてきて見ています。
1996年(平成8年)の放送ですから、息子は当時8歳だったんですねえ。作品自体とても面白かったし、子供心にも強烈な印象を与えたのだろうと思いますが、息子が歴史好き・戦国好きになったきっかけはたぶんこの「秀吉」だったのだと思います。
私はというと、初めて見た大河ドラマが1965年の「太閤記」でした。考えると、息子と同じくらいの年でしたから、細かいところはほとんど覚えていませんが、やっぱりこのドラマがきっかけで、時代劇とか日本の歴史とかに興味を持つようになったような気がします。

とにかく、我が家で見ていた最後の大河ドラマがこの「秀吉」でした。
これ以降は、どうもパッとしなくて、最初の数回は見てみるのだけどどうも続かない。早く続きが見たい!と思わないというか…。何が違うんだろうなあ。
で、息子が借りてきた「秀吉」を私も一緒にチラチラと見ているのですが、これがやっぱり今見てもすっごく面白いんですね。本能寺の前後とか、面白すぎて途中で切れなくて、DVDに入っている4話分(180分)を一気に見てしまいましたよ〜(笑)。
さらに、たまたま「真田丸」でやっていたのと同じシーン(秀吉の母が家康のところへ人質に行く場面)を同じ時期に見るという巡りあわせになったことがありました。これ、ほんっとにトーンが全然違うの。たまたま同じ時期に見たからよけいに感じたのかもしれないけれど、やっぱり「真田丸」は軽すぎますね。真剣みが足りないというか、行く方も送り出す方も、そんなに軽い話じゃないだろ、っていう。
そんな「秀吉」も、昨日47話まで見終わり、残すところ後2話となりました。
このあたりになると、主要人物がどんどん死んでいき、特にこのドラマでは大きく扱われていた弟秀長や母なか(大政所)が相次いで死んでしまうところなど、見ていて辛かったです。演じている役者さんの演技もほんとにすばらしくて、特に母なかが死ぬところなど、思わず涙があふれてしまいました。(今の大河ドラマを見て、泣くことなんてある?)
正直、最後の方はあまり覚えていませんでした。本放送の時、あまり真剣に見ていなかったのかなあ。真田広之がやっていた石田三成なんて、ほとんど記憶になかったもの…。(^^;)
まあ、秀吉という人は、上りつめる過程こそが面白いのであって、天下人になってからは暗いエピソードの方が多くなっていきますからねえ。
「秀吉」では、秀吉の最期までは描かれません。弟秀長や母なかの死、千利休の切腹、朝鮮出兵…あたりまでで、その後の豊臣一族のゴタゴタなどは描かれませんでした。ある意味、話も秀吉自身も「いいところ」で終わった、と言えるのでしょう。

最近の大河ドラマは、若い人向けに意図的にライトな感じにしているのかもしれないけれど、だからと言って時代劇としてのリアリティまでなくしてしまうのはどうなんでしょうか。確かに、細かいことを言い出したらきりがないかもしれませんが(それこそリアリティって何?っていうところまで行ってしまうとねー。当時の言葉でしゃべったら字幕が必要になってしまうし)、あまりに現代っぽくなるとやっぱり違和感がありすぎるし。
小学生だって、本当に面白いものは面白いと感じることができる感性は持っているのだから。あまり若者をバカにしないでくれ、と言いたいですねえ。
それにしても、「真田丸」は好評らしいから、今後もあの路線で行くことになっちゃうのかな…。ああ、なんかとても辛い。


 
author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 10:27
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もうダメかもしれない…。
めずらしく頑張って見ていた大河ドラマですが。
「真田丸」ね。もう、無理かもしれない。。。
いや、頑張って見てたんですよ。主人公サイドが黒くってなかなか面白いじゃないか、とか。武田勝頼とか滝川一益とか、今までにない描き方でいいんじゃない、とか。
ただ、ここまで見てきて、どうにもこうにもしんどくなってきてしまいました。「新選組!」もそうだったんだけど、やっぱり三谷さんの脚本は辛いんだよねー。歴史ものというか大河ドラマで、あそこまでギャグにされると、なんかもうギャップについていけないんですよ。
特に女性陣の扱いが、信じられないくらい時代劇じゃないのね。いくら何でも戦国時代にあんな女はおらんやろー!と、毎回開いた口がふさがらないのでした。
ほんとにもう、女をバカにしてんのか!と言いたい。
ドラマの空気がまるで現代劇。戦国時代っていう雰囲気がまるでしない。生きるか死ぬか、一手誤れば一族郎党もろともに滅び去るかもしれないという危機感、悲壮感がまるで感じられない。だから、父ちゃんの策謀もただの国盗りゲームにしか見えないのだが…。
三谷さんの脚本は、いったいどんな層をねらっているのだろう。まったく歴史や時代劇を知らない若い人たち? それとも、そこら辺を知りすぎていて、当たり前のドラマはつまらんとか思っている通ぶっている人たち? う〜ん、なんだかなあ…。
まず娘がリタイア。
私も、もうダメかもしれない。やっぱり2カ月しかもたんかったか;; 「新選組!」の時は、歯を食いしばって(爆)半年耐えたんだけどなあ。
そんなわけで、久々に見ようかと思った大河ドラマですが、たぶんダメみたいです。
こういうドラマを見せられるたびに、「クレヨンしんちゃんの『あっぱれ!戦国大合戦』の爪の垢でも飲めよ!!!(怒)」ってなってしまうんだよねー。まったく、はあ〜〜。"(-""-)"


 
author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 21:53
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ワタナベさんは豆まきをしない?
…という記事をmixiで見つけました。
今日は節分ですね。恵方巻を食べたり、豆まきをしたり…我が家ではほとんどやりませんが(笑)。
ところで、なぜワタナベさんちでは豆まきをしないのか? どうやら頼光さんの四天王である渡辺綱に由来している…というではありませんか。
mixiの記事はこうです。
「平安時代、大江山(京都府)を拠点とする鬼・酒呑童子が多くの鬼を従えて都を荒らしまわっていた。そこで、武将・源頼光は渡辺綱らによる討伐隊を結成、鬼退治に行き、見事に酒呑童子を仕留めた。
後日、酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために討伐隊を襲撃。しかし返り討ちに遭い、渡辺綱に腕を切り落とされてしまった。
のちに、茨木童子は腕を取り戻すことに成功するが、渡辺綱の強さは彼らに衝撃を与えた。そのため鬼は渡辺一門を恐れるようになり、ひいてはワタナベ姓の子孫にも近づかなくなったという。よって、ワタナベさんはわざわざ豆まきをしなくてもいいとのことである。」
ふ〜ん、なるほど、なるほど。
で、自分の描いた漫画を思い出しました!(笑)私が描いたおそらく唯一のwebコミック、それが「大江山ふぁんたじあ」です。
もっとも、主人公は茨木童子で、綱さんは敵役なのですが;;  しかも「鬼」たちは、故郷の星を追われて地球へ逃れてきた宇宙人、というトンデモな設定。SFっぽく始まったお話が、いつの間にか時代劇になり、結局はただの恋愛モノになってしまうという、まさに闇鍋のような代物です。
サイトでも、ず〜〜っと物置小屋の片隅に放り込んであったのですが、なんだか懐かしくて思わず読み返してしまいました。
絵もお話も「拙い」の一言で、今さら宣伝するのもお恥ずかしいのですけれど、もし良かったら読んでやってくださいませ。
→「大江山ふぁんたじあ」のコミックは<こちら>からどうぞ。

渡辺綱と茨木童子の伝説も様々なタイプのものがあるようです。「鬼」という存在自体、いろいろな説がありますしね。
もう漫画は無理なので(笑)、いつかもう少しきちんとした「大江山」のお話を書いてみたいなあ…などと、節分の日に妄想してみる私でした。

 
author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 15:55
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「真田丸」見てます
大河ドラマなんてまともに見るの、何年ぶりだろ?
最後にきちんと見たのは、竹中直人さんの「秀吉」だったなあ。。。古い話です。(^^;)
一番最初に見たのは、緒方拳さんの「太閤記」でした。その後は、「源義経」「天と地と」「春の坂道」「新平家物語」「国盗り物語」「元禄太平記」「風と雲と虹と」「草燃える」「おんな太閤記」うんと飛んで「秀吉」。
とびとびにしか見ていませんが、昔の大河ドラマは、いかにもNHKが金かけて作りました!風に、重厚で見ごたえがあって結構面白かったんです。
いつ頃から、あんなに面白くない…だけならともかくトンデモな話になってしまったんでしょうねえ。
毎年気にはなっているので、何となく1・2話くらいは見てみるのですが、結局そこで挫折してしまうんですよねえ。次も見たい、早く続きが見たい、っていう気にならないっていうのは、やっぱり時代劇・歴史ドラマとしての魅力がないということなのかなあ。
今までに見た中で、一番好きなのは「新平家物語」。毎回毎回、日曜夜8時がものすごく楽しみでした。清盛が死んでからはちょっと駆け足すぎたけど、それでも最後までだれることなくとっても良かったです。
「国盗り物語」も面白かった! これは原作も大好きですが、特に前半の斎藤道三(平幹二郎)がかっこよかったですね〜。あ、平幹二郎といえば、息子の平岳大さんが「真田丸」に武田勝頼役で出ておられましたけど、もうお父さんそっくり!!! 今までにない素敵な勝頼でうっとりしました…。
「秀吉」の後は、「新選組!」を途中まで見たくらいかなー。まあ、新選組なんだし、これは見ないわけにはいかんだろ…と思って見たんですが…正直苦痛でした。。。私の胸の中には、どうしても昔見た「新選組血風録」や「燃えよ剣」の結束ドラマのイメージが強烈にあったもので、なんか青春ドラマ風なというか学芸会みたいな新選組は気持ち悪かったのです;;
それでも歯を食いしばって(爆)半年くらいは見たんだけど、山南さんが死んだところで、どーにもこーにも我慢できなくなって、見るのをやめてしまいました。まあ、言いたいことは色々あるんだけどね…あのドラマ自体が私には受け入れられなかったということです。

そして、今回の「真田丸」。
脚本が「新選組!」と同じ三谷幸喜さんだということで、ちょっと嫌な予感がしています。
それでも、2回目まで見て、まあまあ何とか許容範囲かもしれない…と。ちょっとギャグに走りすぎな感じはしますが。
幸村(信繁)も信之も、正直私のイメージとは全然違うんですけどねえ。父ちゃん(昌幸)の草刈正雄さんだけはいい味出してるけど。草刈さんといえば、以前の「真田太平記」では幸村の役をやってたんですよ〜。あの時は丹波哲郎さんが如何にもな感じの昌幸を怪演してたけど、草刈さんの父ちゃんもなかなかの曲者で、いいんじゃないでしょうか。
全体的に軽い感じというか、若い人向けっていうか。本格的な時代劇を求めている人には少々物足りない感じもしますが、それも時代の流れなんでしょう。
ぶっちゃけ、ここまでして大河ドラマを作る意味があるのか?という思いはあります。
もう「大河」なんていう縛りは取っ払ってしまった方が、もっと自由に面白い時代劇が作れるんじゃないか、と。
たいしてエピソードもない人物で1年間やろうとするから、中身が薄くなってしまう。無理に歴史に絡めようとするから、トンデモな展開になってしまう。毎年毎年、似たり寄ったりの時代で、同じような人物しか出てこない。これでは視聴者に飽きられて当たり前です。
もうそろそろ、やめ時なんじゃないかなあ。
私としては、飛鳥時代〜奈良時代とかやってくれたらすごくうれしいんだけどな。まあ、多分無理なんだけどね。何といっても天皇家がぐちょぐちょゲロゲロなもんで…相当にヤバいですよ、古代は。その分、ものすごくドラマチックではあるけど…大河ドラマでは絶対に無理でしょうなあ。(^^;)
あ、話がどんどん違う方へ…。
というわけで、「真田丸」取りあえず、見れるところまで見てみようと思っています。


 
author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 21:28
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発掘現場(娘の仕事場)
この土曜日、市の文化財課でアルバイトをしている娘が担当している発掘現場の現地説明会があるというので、ダンナと二人で見に行ってきました。
発掘作業については、娘からいろいろ聞かされてはいたものの、今まで一度も実際に現場を見たこともなく、想像するばかりだったのですが…。
今年の3月から8月まで行っていた現場は、山の上のしかも竹藪の中ということで、体力的にもかなり厳しかったようです。7月の猛暑の時期には、ほんとにヤバいくらいへばってましたからねえ。
今回の現説の場所は、9月から始まった現場で、古墳の周縁部に4か所トレンチを開けての発掘だということですが、実際に目にすると、想像していたよりもすごい現場でびっくりしました。(^^;)


   


とにかく深い!
左側の写真、一番奥のところで深さが5mくらいあるそうです。「落ちたら死ぬよ〜」と言ってたのは冗談じゃなかったのね(爆)。
それにしてもこんなにきれいに掘れるものなんですねえ。
娘に聞いたら、土を掘るのは専門の業者の作業員さんだそうで、ここまで垂直に掘るのはかなりの技術がいるのだとか。昔は文化財課の職員さんとかアルバイトさんが掘っていたように記憶しているのだけど、今は重機を使うのも手で掘るのも、すべて業者委託なんですって。
で、娘は何をしているのかというと、主に図面書きとか測量とかをやっているのだそうです。高低差のある壁面を(梯子を使わずに)図面に落とすのは、それなりの技術がいるのだよ、エッヘン。とか自慢してましたが、実際のトレンチ穴を見ると、さもありなんと思いますね〜。
さらに、転落は言うまでもありませんが、上から石が降ってきたり、壁が崩れてきたりする危険もあるわけですし。まあ、好きだからこそできるんでしょうけど…。
もっとも近頃では、肉体労働も限界らしく、毎日毎日「疲れた〜〜」「もう辞めたい〜〜」とか言ってますけどね。

 
author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 22:28
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「大古事記展」で七支刀を見る
奈良県立美術館で開催されている「大古事記展」を見てきました。
日本最古の歴史書『古事記』は、約1300年前にここ奈良の都で完成しました。この展覧会は、−五感で味わう、愛と創造の物語−という副題からも分かるように、『古事記』を題材とした美術作品はもとより、古社の貴重な神宝、考古・歴史資料など多彩な展示物から『古事記』の豊かさを味わってもらおうという展覧会です。
堂本印象、青木繁、富岡鉄斎など、有名な画家さんたちが描いた古事記の世界に圧倒され…。
中でも一番の目玉は、やはり石上神宮の神宝である七支刀(国宝)でしょう。
百済王が369年に倭王に献上したとの説がある鉄剣(長さ約75センチ)で、左右に3本ずつの枝刃が段違いに付いている姿は、教科書などで記憶に残っている人も多いのでは。今回は、木の枠にはめられた状態で展示されていて、表裏の両側から金で象眼された銘文61文字を見ることができます。
この七支刀、めったに外には出ない貴重なもので、地元に住んでいる私もはるか大昔(大学生の頃)に一度見る機会があっただけ。今回、本物が展示されると聞き、これは絶対に見に行かねば、と前から楽しみにしていたんですよ。
実際に見てみて、すごくきれいに保存されていて、ちょっとびっくり&感激しました。もっと腐食が進んでいるかと心配していたのですが、象嵌の文字もきれいに残っていました。一緒に行った娘も感動していたみたい。
本物が展示されるのは、10月25日から11月24日までの1か月間のみで、それ以外の期間はレプリカになるそうです。この機会に、ぜひ多くの方に見ていただけたらと思います。

 
author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 23:22
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懐かしい時代劇
今、時代劇専門チャンネルで、「青春太閤記 いまにみておれ!」っていう番組をやっているんですが、実はこれ、私が中学生の頃に放送していて、ものすごく好きだった作品なんです。
もうほとんど忘れかけていたのですけど、なべおさみが若き日の秀吉を演じているちょっとユニークな太閤記。コメディータッチの明朗時代劇とでもいうのでしょうか。小中学生が見てもわかりやすくて、楽しいお話に仕上げられていました。
大原麗子扮するねねのハートを射止めるために奮闘する藤吉郎、というのが基本的スタンス。ライバル前田犬千代(森継浩司)との恋の鞘当てあり、忍者(牧冬吉)の活躍あり、信長(佐藤允)、斎藤道三(遠藤辰雄)始め本格的な時代劇の役者さんたちが脇を固めています。
多分に子供向けっていうニュアンスもある作品ですが、細かいところまで手を抜いていないというか、それなりにお金がかかっている?というか、そのあたりが昔の時代劇の贅沢なところなんでしょうねえ。
とにかく、毎回いろんなアイデアと機知で難局を打破していく藤吉郎の活躍が、胸のすく面白さでした。
全15回のうち、もう5話まで終わってしまいましたが、まだまだこれからも面白いので、興味のある方はぜひご覧になってください。

時専といえば、先月だったか「風の中のあいつ」というのも放送していて、こちらはショーケン(萩原健一)が若き日の黒駒勝蔵を演じていた異色時代劇でした。
こちらは高校生の時に放送していて、当時ショーケンが大好きだった私は、結構しゃかりきになって見ていた記憶があります。30分枠の時代劇っていうのもめずらしかったけど、主題歌をなんとジュリーが歌っていて、これも大好きでした。

まぶしい風の中を あいつがやってくるよ
草笛が聞こえてくる どこからともなく
拳をにぎりしめて ちっぽけな涙を隠せば
行く人が 来る人が この胸に行き来する
来い どんな明日でも 嵐でも

確かこんな歌詞だったはず(うろ覚えですが…)。
残念なことに、こちらは気がついたときにはもう放送が終了していて、見られませんでした。
またいつか再放送してくれたらいいのになあと思いつつ、今時専のサイトを見に行ったら、なんと2月10日からまたやってくれるみたいです。今度は見逃さないようにしなくちゃ〜。


author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 22:32
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奈良には古き仏たち
先日、奈良検定ツアー「大和古仏巡礼」に参加してきました。
奈良県にある飛鳥時代から鎌倉時代までの仏像の名品(室町〜江戸期の仏像もありましたが)を、1日で巡るという贅沢なバスツアーです。
生まれてから半世紀以上奈良に住んでいながら、未だに見たことのない仏さまもあって、実は奈良検定体験プログラムとして以上に、ひそかに期待していました(笑)。
当日拝観した主な仏像は、飛鳥寺…飛鳥大仏(飛鳥時代)、橘寺…日羅像(貞観時代)、地蔵菩薩立像(藤原時代)、安倍文殊院…文殊菩薩と脇侍(鎌倉時代 快慶作)、石位寺…石造浮彫三尊仏(白鳳時代)、聖林寺…十一面観音(天平時代)です。
ほんとにすばらしかったです。
何十年ぶりかで観た飛鳥大仏は、記憶にある以上に美しかったですし、獅子に乗って大海を渡る文殊菩薩の姿のなんと凛々しいこと。住民の皆さんの手でしっかりと守られている石位寺の三尊仏(レリーフ)には、白鳳時代のおおらかさがあふれ、そして何といっても聖林寺の十一面観音の神々しさ!
近くに住んでいながら、恥ずかしいことですが今まで拝観する機会がありませんでした。
天平彫刻の傑作は、やはり言葉を失うほどすばらしいです。ただ一体、そこにあるだけで、宇宙の中心を占めるほどの圧倒的な存在感。千数百年を経てなお、その輝きは見るものを魅了してやみません。
この仏さまに会えただけで、今回のツアーの意味があったというものですね。(もちろん、他の仏さまたちもすばらしかったのですよ)

奈良には、本当に日本美術の至宝ともいうべきすばらしい仏さまがたくさんおられます。
特に、白鳳から天平にかけて造られたものは、仏像彫刻の最高峰といっていいと思います。興福寺の阿修羅像や東大寺戒壇院の広目天像、三月堂から東大寺ミュージアムに移された日光・月光菩薩、薬師寺東院堂の聖観音菩薩…などなど、私の大好きな仏さまもこの時期に集中しているのですが、もちろん、もっと小さな寺や名も無きお堂にも、すぐれた仏像が残されています。
ほんとに、奈良に生まれてよかった。
この風土、この歴史、この文化遺産、祖先から今日まで受け継いできた大切なものを、私たちもまた次の世代にきちんと残していきたいですね。

今回初めて訪れた聖林寺のほかにも、行きたい行きたいと思いながら未だに行ったことがないお寺や神社がたくさんあります。秋篠寺の技芸天も見たことないし、葛城古道も歩いてみたいのだけど…。ほんとに知らないお寺、拝んだことのない仏さまがまだまだいっぱい。
ひとつには、不便なんですよね。車じゃないとなかなか行きにくい。車で行っても、道がわかりにくかったり、駐車場がなかったり。でも、だからこそ、1日かけてお寺を訪ね、一体の仏さまに出会う…。そんな旅が奈良には似合うのかもしれません。

author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 11:34
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「新・水滸伝」見てきました
8月12日、大阪上本町の新歌舞伎座で上演されている「新・水滸伝」を見てきました。
いや〜、ものすごく面白かったよ。
出演は、三代目市川猿之助(現・猿翁)門下の花形若手で結成された「二十一世紀歌舞伎組」。主役の林冲を演じる市川右近を始め、市川笑也、市川猿弥など澤瀉屋(おもだかや)一門が、舞台狭しと駆け回る冒険活劇です。
2008年、東京で初演されたときは、時間も1時間半くらいの一幕ものだったそうですが、一昨年にスケールアップして名古屋の中日劇場で再演され好評を博しました。今回は、さらに新しい工夫をこらした楽しい舞台になっています。
物語は、中国の伝奇小説「水滸伝」がベースになっていますが、スーパー歌舞伎同様大きく改変されていますので、途中何度か「私の知っている水滸伝と違う〜〜」と思ったりもしました。でもそこはそれ、面白く、分かりやすく組み立てられていると思えば…(笑)。

時代は北宋末期、汚職官吏や不正がはびこる世の中。
兵学校の教官を勤めていた高潔な軍人 林冲は、時の権力者 高俅の策略にはまり捕らえられる。牢を破り、天下一の悪党となった彼は、死罪になる寸前、梁山泊の好漢たちに救われ、彼らのエネルギーにひかれていく。
権力に背き、或いは、権力から逃れ、自由に生きるアウトローたちの集う梁山泊。そこへ突然、独龍岡の祝彪が攻撃をしかけてくる。その背後には、高俅率いる屈強な朝廷軍が控えていた…。

水滸伝に名高い「祝家荘の闘い」を舞台に、一度は挫折し、生きる意味を見失った英雄(林冲)が、御意見無用のアウトローたちの繰り広げる支離滅裂なエネルギーの渦に巻き込まれ、再び人生の荒波に漕ぎ出してゆき、情熱を取り戻す姿を感動的に描いています。
枠にはまらず、権力に飲み込まれず、自由に生きる梁山泊の好漢たちの姿に、歌舞伎の門閥出身ではない澤瀉屋一門の花形たちの成長ぶりを、つい重ねてみたくなるのは私だけではないはず。
また澤瀉屋らしく、女形が活躍する場面が多くて、原作とは一味も二味も違ったお話になっていますね。ほほえましい恋や師弟愛のエピソードもちりばめられ、テーマも分かりやすくて、ほんとに楽しい舞台でした。

何といっても、役者さんたちが、花道といわず通路やら舞台の前やら、2階席やら3階席やら、劇場狭しと駆け回ったり立ち回りをしたり…と、客席と一体になった演出の面白さ。
最初に上演された ル テアトル銀座も、名古屋の中日劇場も、どちらも花道のない劇場だったため、こんな形になったのだとか。自分の目の前やすぐ横に役者さんがくるって、ほんとにドキドキのサプライズ。
さらに今回は、舞台幕の位置に大きな鏡を下ろして、前の客席からも後ろの様子が見えるようにしたり…と素敵な工夫が凝らされていました。この鏡の演出は、右近さんのアイデアなのだそうです。こんなところにも、サービス精神が満載なのですね。(^^)

それにしても…。
右近さん演じる林冲が、自分を庇って倒れた教え子を抱いて涙する場面は、「新・三国志供廚旅μ世馬謖の名前を叫ぶところと重なり、セリフ回しが「師匠(猿之助さん)にそっくり!」と思ってしまいました。
笑也さん、笑三郎さん、春猿さん、三人ともとてもきれいで素敵だったのですが、中でもすばらしかったのが姉御分の姫虎を演じた笑三郎さん。ものすごくかっこよくて、思わずしびれましたね〜(笑)。
そういえば、「新・三国志供廚任癲▲劵蹈ぅ鵑両侈蕕気鵑茲蝓⊇僕擦魃蕕犬疹仍囲困気鵑隆疏亜淵トコマエ)っぷりに惚れたものでした。やっぱり私的には、こういうかっこいい女性に憧れるのね。
開演前には右近さんのあいさつ、終演後には右近さんと猿弥さんのトークショーもあったりで、ほんとに大満足の「新・水滸伝」でした。

この日は、東京のネッ友さんが遠征に来られてて、それにあわせた関西のネッ友さんたちの観劇オフ会でした。
皆さん、お疲れ様でした。
いろいろ楽しい一日でしたね。ありがとうございました。

author:千華, category:歴史・時代劇よもやま話, 23:47
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