お医者さんのドラマ
お医者さんのドラマを2つレンタルで見ています。
全然違うタイプだけど…(笑)。
一つは米倉涼子サンの「ドクターX」。「私、失敗しないので」という、アレです。
本放送していたときは全く見ていなかったのですが、この前のスペシャルをたまたま旅行先で見て、なかなか面白かったよと娘に話したら、それじゃー最初から見てみようか、ということになりまして。
まだやっと2期の2話までしか進んでないので、この秋から始まる新シリーズまでに予習完了とはいかないかな。まあ、だいたいの流れがわかればいいんですけどね。
内容はビックリ…というか痛快、なのかな? こんなお医者さん、まあいないと思うけど(爆)。医療現場の内幕を暴く!といってもコメディっぽいですけどねー。ストレス発散にはなります。

もう一つは、綾野剛さん主演の「コウノドリ」。こちらは準新作のため、ほんとにぼちぼちとしか見れてなくて、ようやく4話まで見終わったところです。
この「コウノドリ」、実はたまたまスーパー銭湯へ行ったときにチラ読みして、読みながらボロボロ泣いてしまったマンガなんです。
主人公の鴻鳥サクラ(男性)は、産婦人科医として多忙な毎日を過ごしながら、謎のピアニスト ベイビーという顔も持っている。彼の働く「聖ペルソナ総合医療センター」には、日々様々な問題を抱えた妊婦や、緊急の患者が運ばれてくる――。
今の日本では、妊娠は病気としては扱われませんし、妊娠出産はごく当たり前に行われ、赤ちゃんは普通に生まれてくると思われがちです。でも、この漫画を読むと、決してそうではなく、赤ちゃんが無事に生まれてくるということは本当に奇跡なんだなあと感じさせられます。
マンガの方は、7巻まで読みました。家族について、命について、医者や看護師、助産師という仕事に真剣に向き合っている人たちについて。いろいろホントにいろいろ考えさせられるマンガです。思わず胸が熱くなり、感泣してしまうこともしばしば。
ドラマの放送はもう終わってしまっていますが、こちらもぜひ2期を作ってほしいですね。

同じ医療関係のドラマだけど、まあ作りは正反対というか。
でも、どっちもそれなりに面白い。娘には「ドクターX」、ダンナには「コウノドリ」がうけています(笑)。


 
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「シン・ゴジラ」を見てきたよ
「シン・ゴジラ」、見てきた人の評判があまりにも良いので、気になって仕方がなかったのですが、ようやく見てきました。
小さい頃からゴジラが大好きで、ゴジラ映画は(ハリウッド版も含めて)すべて見ている我が家の息子が「見に行きたい!」というので、それに便乗する形で行ってきました。
結論から言うと、はい、とっても面白かったです。(^^)
初代の「ゴジラ」を除けば、今までに私が見たゴジラ作品の中では1・2を争う傑作だと思います。ただし、これを普通の怪獣映画だと思って見に行くと、期待を裏切られるかもしれません。
2014年版のハリウッド映画「GODZILLA」は、それまでのゴジラ映画を継承し、王道の怪獣映画として作られており、なかなか面白い作品に仕上がっていました。けれども、庵野秀明監督による本作は、今までのゴジラ映画とは全く違った切り口で描かれており、映画作品として純粋に楽しませてくれました。
この映画、確かにゴジラは出てくるけれど、決して怪獣映画ではないんですね。あくまでも、目線は人間サイドの話。特に前半の部分は、想定外の状況に陥ったときの日本政府の対応を追ったドキュメンタリーを見ているようでした。
初めのうちこそ、煩雑な手続きやら何やらに追われて後手後手に回ってしまう情けない政府ですが、そんな中でも必死にがんばる人たちがいて、彼らの奮闘をいつの間にか見ている我々も一緒になって応援してしまっているのです。
そういえば「ガメラ2」でも、自衛隊が中心となって現有の装備で怪獣といかに戦うかが描かれていましたが、今回は戦闘以前の部分を含めて、もっとリアルな日本政府の対応に焦点が当てられていました。
スクリーンには実に様々な人々が次々に現れては消えてゆき、そこに感傷的な気持ちの動揺や共感を覚えるより先に、人間たちはあっという間にゴジラの犠牲になって死んでいくのです。そこがまた、ドキュメンタリーを見るようにドライで淡々としていて…。
映画を見終わったとき、日本もまだまだ捨てたものじゃないと感動した私ですが、もしかしたらこの映画そのものが壮大な虚構なのかもしれません。そして、それこそ(←日本という国家に対して、夢みたいな甘い幻想を抱くんじゃないぞ!)が庵野監督が現代の日本人に突きつけたメッセージなのかも。
そう思うと、ちょっと怖いな〜。
もっとも、実をいうと、私はエヴァンゲリオンをきちんと見たこともなく、庵野監督についても全くの無知なのです。だから、他の方がいろいろと難しい考察をされているようなことは一切できないのですけれど…。(^^;)
それにしても、このゴジラは強い! ミサイルが命中しても傷一つつけられないなんて;; ヤバいよね。。。
この作品については、いつか(ネタバレ全開で!)きちんとしたレビューをまとめたいですね。

公式サイトは<こちら>から。


 
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ならめがね

 

…というタイトルの奈良情報誌(季刊)。
実は、前回の春号を書店で手に取ったことがあります。吉野の特集でとても面白そうだったのですが、1000円という値段に怖気づいて(笑)結局購入しなかったんですよね。
今日また本屋さんで、夏号が出ているのを見つけました。
パラパラ…。あ、長岳寺さんが載ってる。へえ〜、柳生の里に忍術学園なんてあるんだ〜。お、航空自衛隊って普段でも見学できるんだ、知らんかったなあ。…と、本当に地元民でも目からウロコの内容で、やっぱりすごく心惹かれるんですよねー。
本当に奈良のことが好きな人が、丁寧に取材をして作っておられるというのが、本全体からあふれてて。
やっぱり1000円は少し高いなあ…という気はします。でも、こういう質の良い雑誌にこそ生き残ってほしいから、応援の意味も込めて思い切って買ってきました。
写真も素敵。レイアウトも素敵。何より広告がほとんどなくて、編集者の顔(気持ち)が見えるような「志」を感じる雑誌ですね。
やっぱりバックナンバーの吉野特集号もほしいなあ。。。
「ならめがね」公式ページは<こちら>からどうぞ。


 

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クリストファー・ノーラン監督
「インターステラ―」や「インセプション」を見てから、我が家の娘がクリストファー・ノーラン監督にはまってしまいまして、現在「バットマン」シリーズを鑑賞中です。
私はというと、「インターステラ―」は途中まで真剣に見ていなかったのですが、確かに面白い作品でしたね。SF作品は、難しすぎるとさっぱり訳の分からない話になってしまったりしますが、ノーラン監督の話は、そこにきちんと「人間」が存在しているので、非常に見応えもあるし共感もできるのだろうと思います。
そして、本当に映像がすごい!
誰も見たことのないブラックホールを、(しかも最新の科学に基づいて)あれほどリアルに映像化するなんて、見事としか言いようがありません。
「インセプション」では、夢の中で街が爆発したり、街並みそのものが折りたたまれてきたりするところがすごかった。無重力の中での格闘シーンも迫力がありましたねー。
忘れないうちに早くきちんとしたレビューを書きたいと思っていたのですが、なかなか時間がなくて〜。あ、もうすでに忘れかけてる(笑)。
かなりややこしい話で、未だに疑問符がいっぱいなのですが、だからこそ麻薬のように魅力的な作品なのかもしれません。

その流れで、この前見たのが「バットマン ビギンズ」。
アメコミのノリも交えつつ、やっぱりどことなく深い人間ドラマになっているのがノーラン流でしょうか。
以前の「バットマン」シリーズは見ていないので、どんな話かまったく知らなかったのですが、ちょっとタイバニのバニーちゃんを思い出してしまった。。。主人公の設定、似てるよね??
「インターステラ―」「インセプション」ほどのアッと驚く映像ではありませんでしたが、お話はなかなか面白かったです。
早く次の「ダークナイト」を借りなければ。
そういえば、これってヒース・レジャーの遺作でもあったんですね。(T_T)
ますます見なければ!


 
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最近見た映画・アニメなど(覚書)
◆天空の蜂  ★★★
突っ込みだすときりがないお話ではありますが(そもそも最新鋭のヘリに子供が乗り込める時点でおかしいでしょ;;)、最後まで緊迫感のある展開で面白かったです。どうも日本の映画は、出だしはいいんだけど話が進むにしたがってどんどんしりすぼみになってしまう…という作品が多いのですが、これは中だるみもなくて良かった。
登場人物がしゃべりすぎる、やたら大声で叫ぶ…など、演出が単調でもったいないと感じる部分もあるものの、それでも本木雅弘、江口洋介などの演技は見応えがありましたねえ。
中盤のヘリからの救出シーンは、本当に手に汗握ってしまいました。
東野圭吾氏の原作は未読ですが、原発に対する深いメッセージ(それも一方的な見方ではなく)が込められていて、今だからこそ見る価値のある作品だという思いを強くしました。それにしても、この原作が20年も前に書かれていたことに驚きを禁じえません。
正直、もう少し細かいところをきちんとやってほしかった(突っ込まれまくりです〜〜)けれど、最近見た日本映画の中ではまだ許せる作品だったと思います。

◆鉄砲娘の捕物帳  ★★★☆
原作は桜庭一樹氏による「南総里見八犬伝」の新解釈。架空の水都・江戸を舞台に、猟銃使いの少女浜路と「伏」と呼ばれる人と犬の血を引く青年信乃との愛と成長の物語。
何か、タイトルで損してる気がするなあ。。。ヒロインは決して「鉄砲娘」というイメージじゃないし、捕物帳でもありません。もっと純粋なボーイミーツガールなお話。
「猟師と獲物の間には、見えない糸があるという」というのがこの作品のキャッチコピーなのですが、狩るもの(浜路)と狩られるもの(信乃)の宿命の糸は、やがて互いの存在を認め許し合う絆になっていきます。
主人公である浜路の心に寄り添うことができれば、ハラハラドキドキしつつ最後に温かいものがすとんと胸に落ちてくる良作。
絵柄は好き嫌いの分かれるところかと思いますが、江戸の造詣がなかなかにシュールで、私的には気に入りました。
最後の信乃と将軍との戦いのシーンはちょっと意味不明で分かりにくく、モヤモヤしたものが残ってしまったのが残念。尺が足りなかったのでしょうか。

◆ホワイトハウス・ダウン  ★★☆
テレビでやってた方(笑)。「エンド・オブ・ホワイトハウス」を見たので、それならば、とこちらも借りてきました。
やっぱりよく似てますねえ〜。出だしはまあちょっと違うんだけど(主人公の過去とか現在とか…)、テロリストがホワイトハウスを占拠する辺りから、めっちゃ既視感が;;
こちらの方は、主人公の娘が一緒に人質にされてしまうというおまけがついてくるのですが、「エンド〜」の方も大統領の息子というキーワードがあったしねえ。
どちらかというと、こっちの方が軽めの作り。「エンド〜」が徹底してシリアスな展開だったのに対し、ところどころ笑いの要素もあったりします。大統領がお茶目なところとかね。
ローランド・エメリッヒ監督にしては、(スケールはともかく)最後まで破綻なく見れたのではないかなー。「2012」は酷かった…。orz
それにしても、最後はやっぱり「USA! USA!」なのね。
「ホワイトハウス・ダウン」と「エンド・オブ・ホワイトハウス」の比較については、<こちらのブログの記事>がとても分かりやすくて面白いのでご紹介しておきます。
そうそう、「エンド・オブ・ホワイトハウス」は第2弾が制作されるようです。今度はイギリスが舞台で、タイトルは「エンド・オブ・キングダム」。よっぽど当たったんでしょうかね〜。次も当たったら、その次は「エンド・オブ・トーキョー」なんてことになるかもしれませんよ(笑)。

◆カンフーパンダ  ★★★
オープニングタイトル、エンドロール、この中華っぽい雰囲気なんて素敵なんでしょう!
舞台設定もすごくきれいで素敵でした。
でも、どうしても、主人公(パンダ)が好きになれないのっ! 顔も、性格も、何かダメです;;
ストーリーは分かりやすくて、往年の香港映画を見ているようでした。設定がまんまジャッキー・チェン。意気地なしで弱い主人公が、師匠と出会って苦しい修行の末にカンフーの達人となり、悪者を懲らしめる…っていう。
お話そのものは面白かったんですが。。。やっぱり主人公に魅力が乏しい気がするのよねー。うう〜ん。(^^;)


 
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最近見た映画 覚書
最近見た映画の覚書。
あまり心に残る作品はありませんでした。
気が向けば、そのうちレビューを書くかもしれません。

◆のぼうの城  ★★★☆
2時間半の大作ですが、それほど長さは感じませんでした。
出だしは淡々としていて退屈ですが、後の方になるほど面白くなってきます。
水攻めのシーンはどう考えてもやり過ぎ。あんなド派手な洪水になるわけないでしょー。CGもなんだか荒くて、一番の山場なはずなのに一気に興ざめしてしまった。召喚魔法かよ;;
セリフが現代的すぎて???となる部分もありましたが、役者さんの演技はおおむね良かったと思います。主人公ののぼう様のキャラがイマイチよく分かんなかったんですけどね…。

◆ザ・レジェンド  ★★☆
十字軍の騎士が(なぜか)極東に流れ着き、中国の王族の後継者争いに巻き込まれ…という、設定だけ聞くとすごく面白そうなんだけど、実際にはかなりトンデモな話でした。予告だけ見てるとものすごくかっこいい映画っぽいんだけどなあ。(^^;)
話のプロットが、そこはかとなく「ラストサムライ」に似てる〜と思ったら、監督さんがどうやら「ラストサムライ」に関わっていた人らしいです。
それにしても…。皆さんの映画評とか見てると、恐ろしく酷評されてますねー。私的にはそこまで酷くなかったような気もするんだけど、でもやっぱり良作とはいえないかなあ。そもそも話全体の構成が全然きちんとできてないのよね。
主役のヘイデン・クリステンセンがひたすらカッコいいだけの映画でした。

◆2012  ★★
これ、ずいぶん前にも見たんですが、お話はほとんど忘れかけてました。
それくらいどーでもいい話。特に後半30分は蛇足、むしろなくてもよかったんじゃないの。
というか、この映画は、とにかく映像のすごさだけしか見るとこないです。巨大地震でアメリカ西海岸一帯が崩壊していくシーンと、イエローストーン公園の火山の噴火シーン。ここ!!!ここだけ!!!! という意味の★2つ。
このシーンは本当にヤバイ。どうやって撮ったのかと思うけど…まあ、正直ゲームの画面を見ているようでした。
それ以外のストーリーは、もうどうでもいいです。自分勝手なやつばかり出てきて、なんか胸糞悪い映画でした。あんな人類なら、むしろ滅んでしまった方がいいんじゃないだろうか。

◆エンド・オブ・ホワイトハウス  ★★★
たまたまテレビでやっていた「ホワイトハウス・ダウン」という映画を途中から見て、なかなか面白かったんですよね。
それでいろいろググってみたら、まったく同じような内容の「エンド・オブ・ホワイトハウス」という作品が、同じような時期に公開されていたということを知りました。
「エンド〜」の方が2か月ほど先に公開されていて、後発になった「〜ダウン」は倍以上のお金をかけて制作されたのに、興行収入はイマイチだったそうです。
それなら、と「エンド〜」をレンタルしてきました。「〜ダウン」の方も、またしばらくしたら借りてこようと思ってます。
作品の印象としては、エンドがかなりハード、ダウンは少々ライトなアクションドラマという感じです。
それにしても、かなり細かい設定まで酷似しているのはなぜなんでしょう? 企画の段階である程度わかりそうなものなのに…。
ところで、この作品では、ホワイトハウスを占拠するのが北朝鮮のテロ組織だって明言しちゃってるんですけど、これって大丈夫なんでしょうか。問題にならないのかな〜。
とにかく特殊部隊出身の主人公が(ガタイ・メンタル共に)強すぎです! 不死身感がハンパない! シュワちゃんみたい(笑)。

◆ホビット 決戦のゆくえ  ★★★☆
いやあ、やっぱり安定の「ホビット」。映像もすごいし、ワクワクドキドキ感もあって最後まで目が離せません。
ただ、ラスボスかと思っていたドラゴンが、結構序盤であっさりやられてしまいましたねー。その後の展開、いったいどうなるの?と思っていたら、これまでかっこよかったドワーフの王様?がいきなりダメ男に変身してしまってがっかり…。
ドラゴンから取り戻した財宝をめぐって、エルフとドワーフ、人間の間の対立は深まるばかり…だめじゃん。そんなことしている場合じゃねえだろ! そこを狙って闇の勢力が奇襲をしかけてくる。圧倒的な数の敵を前に、ドワーフ、エルフ、人間は果たして力を合わせて立ち向かうことができるのか? 決戦のゆくえはーー?
ラストの合戦シーンは、「ロード〜」っぽくて迫力満点でしたが、いかんせん敵が小粒すぎる感は否めません。シリーズ最終作のエンディングとしてはちょっと物足りなさが残りました。
3作目の主役はまちがいなくビルボなんだけど、私的には人間のリーダーであるバルドがかっこよかったなあ。
ちょっと寸足らずなところもあったのですが、やっぱり「ロード・オブ・ザ・リング」同様、劇場公開版だけでは尺が足りないんでしょうか。恐ろしく長いけど、エクステンディッド・エディションの方が何倍もよかったし、納得できる内容だったからね。機会があれば、こちらも完全版を(3作続けて)見てみたいです。
「ロード〜」に続いていく物語と思ってみると、そこここに布石となるようなシーンが盛り込まれていて楽しめます。
レゴラスは原作では登場しないそうですが、まあ、ファンサービスですね。
いつもながら、ニュージーランドの大自然の雄大さと、それをうまく活かした映像のクオリティの高さに圧倒されます。こういうのを見ると、どうしても日本映画のCG技術が見劣りしてしまうんだよね…。
やっぱりこれは、映画館の大スクリーンで観たい作品。(^^)


 
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「佐武と市捕物控」 ドラマ化だって?!
先日の「BAR レモンハート」に続き、今度はなんと「佐武と市捕物控」が実写ドラマ化!と聞いてびっくりしました〜〜。今回はBS日テレ開局15周年特別企画だそうで、何のことはない、BS民放が始まって15年ということなんですね。
それにしても「佐武市」かあ。「レモンハート」といい、チョイスが渋いね〜(笑)。
この漫画、ご存じのとおり石ノ森章太郎さんの原作です。最初は「少年サンデー」で連載されていたとは知りませんでした。私が読むようになったのは「ビッグコミック」に移ってからで、スタイリッシュなモノクロアニメも大好きでした。
それが実写化と聞いて、おっかなびっくり、半分は怖いもの見たさで見てみたんですが…。
今の時代劇としては、まあまあ…だったんじゃないでしょうか。
ストーリーがびっくりするほど面白いとか、映像がスタイリッシュとか、役者さんの演技がすごいとか、取り立てて特筆するようなことは何もなかったですが。(^^;) でもまあ、全体としてみれば及第点かなあ。
佐武役の小池徹平くんは時代劇初挑戦なのだそう。惜しむらくは、原作の熱血さが少し足りない感じではあったけど、少々青っぽい正義感をたぎらせる青年を好演していましたね。
そして、市を演じた遠藤憲一さんが見事でした。歩き方とか、立ち居振る舞いとか、かなり研究されたのだろうと思います。顔つきも原作の市やんを彷彿させて、すごく良かったですね〜。
このコンビなら、もっと見たいかも、と思いました。願わくば、地上波の連ドラでやってくれればうれしいけど、無理だろうなあ。。。

そういえば、この前、「日本一の斬られ役」福本清三さんが初めて主役を務めた「太秦ライムライト」を見たとき、改めて今の時代劇が置かれている状況の厳しさを感じさせられたんです。
特に、テレビドラマ。
予算もない。脚本書ける人もいない。歴史考証もまともにできない。何より、時代劇の演技ができる役者さんがいない。殺陣どころか、立ち姿さえ時代劇じゃないんですもの。今は、あの大河ドラマでさえグダグダなんですから、他は推して知るべし。そんな子供だましな作品、面白いはずがないじゃないですか。
今の若い俳優さんで、時代劇に出て様になる人がどれくらいいるのかしら。
脇役を務められる貫録のある人だってほとんどいない。以前は、立ってるだけで絵になる役者さんがたくさんおられました。その人がいるだけで、画面が締まって見えるような方が。
時代劇が作られなくなって、場数を踏む経験がなくなれば、時代劇向きの俳優さんが少なくなってしまうのも致し方ないのかもしれません。でも、もったいないですよね。毎日のように日替わりで、ゴールデンタイムに時代劇が放映されていた当時を知る者としては、時代劇の伝統が消えていく現状は寂しい限りです。
「太秦ライムライト」で、福本さんと殺陣師役の峰蘭太郎さんが剣を交えるシーンは、本当に美しい!としか言いようがなく、画面に目が吸い込まれそうでした。
「天地大乱」のリー・リンチェイvsドニー・イェンのカンフー対決に匹敵するくらい素敵だったわ!(≧▽≦)
あ、いつの間にか話がどんどん違う方向へ…。(^^;)
でも、このままだと、子どもの世界からチャンバラごっこは消えてなくなってしまうでしょう。海外でいくら武士道やサムライ、ニンジャがもてはやされても、肝心のご本家ですたれてしまってはあまりにも寂しいと思うのです。
NHKも、えーかげんネタの尽きたつまらない大河なんてやめて、もっとエンターテインメントに徹した面白い時代劇をやってくれればいいのに(あ。つい本音が…爆)。


 
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料理レシピ本大賞
評価:
瀬尾幸子
新星出版社
¥ 1,458
(2014-03-20)



先日、「第2回料理レシピ本大賞」というのが発表されたという記事を見たんですが、その対象に選ばれた「ラクうまごはんのコツ」っていう本、実は以前に書店で見て購入したものだったんですよね。
載っている料理は、奇をてらったものではなくてごく一般的なもの。そのくせ目からウロコのコツや工夫が満載で、書店の店頭で見て(あ、これは絶対に役に立つなあ)と直感したんです。
料理本って、見てるだけでも楽しいんだけど、献立を考えるのに困ったときとか参考になるとうれしいですよね。
この本、写真も大きくて見やすいし(私たち世代にはとってもありがたい…笑)手順も詳しく載っているし、お勧めですよ。
でもね、…ふふふ。私の本を選ぶ目もなかなかじゃん、と実はそれが一番うれしかったりするのよね。(^^)


 
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なんか、いっぱい映画見た…
昨日と今日で、なんかもういっぱい映画見ました。
昨日は、息子がレンタルで借りてきた「インターステラー」とBSでやってた「エアフォースワン」、それにダンナが借りてきた「るろうに剣心」を横からチラチラと。
今日は、前から見たかった「ザ・ロック」をようやく見ました。

「インターステラ―」は全然予備知識もなく見たんだけど、すっごい面白かった…というか、深く心に残る映画でした。息子が「ネットで話題になってた」とかで、見たいと言っていたんですが、私は全く知りませんでした。
3時間近い作品ですが中だるみもなく、アクション要素も適度にあって、見ている間は結構ハラハラさせられます。
けれど、それより何より、その映像技術に圧倒されますねー。宇宙空間とか、他の銀河系の惑星とか、ブラックホールの中とか…しかも、これが単なる想像の産物ではなく、最新の宇宙科学研究に裏打ちされたものだというのですから。
私なんてそういった科学的知識は皆無ですから、ひたすら「へ〜、ほえ〜」と驚嘆していただけでしたが、宇宙や物理学にそれなりの造詣がある人なら、もっと違った感想を持たれるかもしれませんね。
物語は壮大で少々分かり辛いところもあるのですが、宇宙探査という無機質な世界でものすごく人間的なドラマが展開するという、その対比の面白さが、ドラマチックでとてもよかった。
そして、長い長い時間を超えた父と娘の約束の物語なんだと思って見ると、ラストの感動もひとしおです。

「ザ・ロック」は、ずいぶん古い作品ですが、「みんなのシネマレビュー」の評価がとても高くて、以前から気になっていたんです。
何といっても、ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー、エド・ハリスという演技派俳優の共演! ネットでは「ハゲがかっこいい映画」なんて妙なほめられ方をしていましたが(笑)、いや〜、本当にみんなカッコいいんですよ〜〜!
中でもやっぱり、ショーン・コネリーがピカイチですね。(^◇^) 30年も牢にぶち込まれていた老人なのに、海兵隊とガチで戦えるくらい強いなんて、あんた何者? →彼の正体が元イギリスの諜報部員だ、というのには笑ってしまいましたが。とにかく立っているだけで絵になる役者さんというか、存在感ある人なんですよねえ。
反乱部隊の指揮官エド・ハリスも、悪人になり切れない人格者の苦悩と義憤をうまく表していて秀逸。
もちろんニコラス・ケイジも、肉体派ではないのに無理やりそういうシチュエーションに放り込まれて右往左往しつつ、ここぞというときにはしっかりアクションもこなしてしまうちょっと気弱な主人公を熱演して、すごくはまっていました。
ウワサどおり、ハゲが思いっきりカッコいい映画でありました。
吹替で見たんだけど、ショーン・コネリーの声はやっぱり若山弦蔵さんで、いつ聞いても何度聞いても、素敵な声にしびれました〜〜。(^^)


 
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「ラストサムライ」雑感
先日、姫路の書写山圓教寺を訪れた流れで、改めて家にあった「ラストサムライ」のDVDを見てみました。
本当は現地に行く前に見ておけばよかったのだけど…と、見終わった後で後悔することしきりだったのですが;; そうすれば、「あ、ここはあのシーンで出てきたところだ!あ、ここも!」なんて、もっとロケ地めぐりを楽しめたかもしれないのに。もったいないことをしました。
それにしても、DVDまで買ってしまっていたとは、私この映画かなり好きだったんですねー。と、何となく他人事っぽいのは、実のところ映画館で最初に見たときには、見ている間中ずっと、何とも言えない違和感に囚われていて、見終わったあともそれほどいい作品だとは感じられなかったからなんです。
だって、明治維新の頃の話なのに(渡辺謙演じる勝元のモデルはどう見ても西郷隆盛でしょ)南北朝か戦国時代か?みたいな甲冑姿だし、吉野山中に南国の植物は生えてるし、天皇陛下との謁見も違和感バリバリだし、挙句の果てに忍者集団が襲ってくるとか…う〜〜ん。。。そんな諸々が気になってしまって、素直に映画を楽しむどころではなかったんですよね。
それでも、DVDを買ってしまうほどだったのだから、どこかに強く惹かれてはいたのでしょう。
今改めて見直してみると、以前ほど不自然さは気にならなくなり、それよりも主役のトム・クルーズを始め、渡辺謙、小雪、真田広之…といった俳優陣の演技の素晴らしさ、かっこよさが際立っていて、非常に見ごたえのある作品だったんだなあという思いを新たにしました。
思えば、最初に見たときは、あまりにも日本人的な視野で見てしまっていたのですね。日本人なら当然知っている日本の歴史、日本人の精神、所作、衣食住などの常識。それが少しでも違うと、ものすごい違和感になってしまう。こんなのあり得ない、私の知っている歴史と違う、とパニックになってしまうというか。
でも、これはハリウッド映画です。アメリカ人が作った、日本という国を舞台にしたフィクションなんです。そう思って見れば、おのずと本作の持つ意味、エドワード・ズウィック監督がこの作品で描きたかった「もの」の本質が見えてくるのではないでしょうか。
この映画から感じられるのは、日本の伝統である「武士道」「侍」といった精神的なものに対する強烈な憧れです。少しでも日本に興味を抱いている外国人の方なら、おそらくこの映画は、ものすごく納得できるというか共感できる作品なのではないでしょうか。
この作品の主人公オールグレン大尉(トム・クルーズ)は、最初ほんの成り行きで(というか単に多額の報酬につられて)日本に渡ってくるのですが、明治政府の性急な近代化に反対する勝元に捕らえられ、彼らと生活を共にするうちに、勝元の高潔な人柄に魅せられていきます。そうしていつかオールグレン自身も、侍としての生き方に目覚め、人としての誇りを取り戻していくのでした。
何というかこの過程が、日本が大好きな欧米の人たちにはたまらないんじゃないか、と思うんですよね。
日本や日本人について何も知らなかったオールグレンが、武士道を知り、さらに剣術を学び、精神的にも肉体的にも強くなっていく。この姿に自分自身を投影したならば、「いや〜、俺強えええ〜〜!かっこええ〜〜!!」となるんじゃなかろうか(笑)。
その憧れの対象として描かれるのですから、武士道に生きる日本のサムライたちがめちゃくちゃカッコいいのは言わずもがな、です。
そんな訳で、改めて見た「ラストサムライ」は、日本人としてちょっぴりうれしく誇らしくなる映画でした。
以前に感じた違和感も、そう思って見ればそんなに嫌ではありません。それどころか、あのハリウッドが本気で、総力を挙げて、大金をはたいて、日本の素晴らしさを世界に宣伝してくれる映画を作ってくれたことに感謝したい気分です。
いやむしろ、現代の日本人にこそ見てもらいたい作品ですね。
細かいレビューは、また後日、もう一つのブログの方にまとめたいと思います。


 
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