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「佐武と市捕物控」 ドラマ化だって?!
先日の「BAR レモンハート」に続き、今度はなんと「佐武と市捕物控」が実写ドラマ化!と聞いてびっくりしました〜〜。今回はBS日テレ開局15周年特別企画だそうで、何のことはない、BS民放が始まって15年ということなんですね。
それにしても「佐武市」かあ。「レモンハート」といい、チョイスが渋いね〜(笑)。
この漫画、ご存じのとおり石ノ森章太郎さんの原作です。最初は「少年サンデー」で連載されていたとは知りませんでした。私が読むようになったのは「ビッグコミック」に移ってからで、スタイリッシュなモノクロアニメも大好きでした。
それが実写化と聞いて、おっかなびっくり、半分は怖いもの見たさで見てみたんですが…。
今の時代劇としては、まあまあ…だったんじゃないでしょうか。
ストーリーがびっくりするほど面白いとか、映像がスタイリッシュとか、役者さんの演技がすごいとか、取り立てて特筆するようなことは何もなかったですが。(^^;) でもまあ、全体としてみれば及第点かなあ。
佐武役の小池徹平くんは時代劇初挑戦なのだそう。惜しむらくは、原作の熱血さが少し足りない感じではあったけど、少々青っぽい正義感をたぎらせる青年を好演していましたね。
そして、市を演じた遠藤憲一さんが見事でした。歩き方とか、立ち居振る舞いとか、かなり研究されたのだろうと思います。顔つきも原作の市やんを彷彿させて、すごく良かったですね〜。
このコンビなら、もっと見たいかも、と思いました。願わくば、地上波の連ドラでやってくれればうれしいけど、無理だろうなあ。。。

そういえば、この前、「日本一の斬られ役」福本清三さんが初めて主役を務めた「太秦ライムライト」を見たとき、改めて今の時代劇が置かれている状況の厳しさを感じさせられたんです。
特に、テレビドラマ。
予算もない。脚本書ける人もいない。歴史考証もまともにできない。何より、時代劇の演技ができる役者さんがいない。殺陣どころか、立ち姿さえ時代劇じゃないんですもの。今は、あの大河ドラマでさえグダグダなんですから、他は推して知るべし。そんな子供だましな作品、面白いはずがないじゃないですか。
今の若い俳優さんで、時代劇に出て様になる人がどれくらいいるのかしら。
脇役を務められる貫録のある人だってほとんどいない。以前は、立ってるだけで絵になる役者さんがたくさんおられました。その人がいるだけで、画面が締まって見えるような方が。
時代劇が作られなくなって、場数を踏む経験がなくなれば、時代劇向きの俳優さんが少なくなってしまうのも致し方ないのかもしれません。でも、もったいないですよね。毎日のように日替わりで、ゴールデンタイムに時代劇が放映されていた当時を知る者としては、時代劇の伝統が消えていく現状は寂しい限りです。
「太秦ライムライト」で、福本さんと殺陣師役の峰蘭太郎さんが剣を交えるシーンは、本当に美しい!としか言いようがなく、画面に目が吸い込まれそうでした。
「天地大乱」のリー・リンチェイvsドニー・イェンのカンフー対決に匹敵するくらい素敵だったわ!(≧▽≦)
あ、いつの間にか話がどんどん違う方向へ…。(^^;)
でも、このままだと、子どもの世界からチャンバラごっこは消えてなくなってしまうでしょう。海外でいくら武士道やサムライ、ニンジャがもてはやされても、肝心のご本家ですたれてしまってはあまりにも寂しいと思うのです。
NHKも、えーかげんネタの尽きたつまらない大河なんてやめて、もっとエンターテインメントに徹した面白い時代劇をやってくれればいいのに(あ。つい本音が…爆)。


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 09:37
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