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桜の季節

超久々にサイトを更新しました。

いや〜、永らく放置しっぱなしで申し訳ありません。

しかも、更新といってもエラソーに言えるほどのものではなくて、実は一昨年のサイト開設11周年企画の積み残しなわけで…。

11周年記念企画「千華繚乱の宴」は、我が愛しき男たちを花にたとえて、それにちなんだSSや詩を書こうというものでした。8人の人物を選んだのですが、結局5人しか書けませんでした。

その残り3人の内のひとりが、今回書いた「花散らし」の土方歳三です。実のところほぼ七割方出来上がっていたのですが、何となくしっくりまとまってくれなくてそのままになっていたのです。

土方さんのイメージといえば、これはもう何を置いても「桜」。私的には絶対にこれっきゃない!という感じです。彼ほど桜の花の似合う人はいないでしょう。その生きざまも死にざまも、まさに鮮烈な桜の花のようで。

おりしも今、季節はめぐりきた春。もうすぐ野山も街中も、薄紅色の花で埋め尽くされるのでしょう。

この時期にぜひともアップしたくて、書きかけの文章を引っ張り出し、ちょっと頑張ってみました。

今作は、久しぶりに土方さんの許嫁であるお琴さんが登場します。

彼女は、決して自分の元には帰ってこない男を、それでも待って待って待ち続ける。

切ないけれど、哀しいけれど、女としては幸せな生き方かもしれない、なんてふと思う。

 

――花散らしの風がどれほど強く吹こうとも、そしてその嵐にすべての花弁が散り果てようとも。

次の春、桜はまた咲く。

たとえこの命が消えても、お琴の中で俺は生き続けるのだろう。

 

「花散らし」、お目汚しですが、よろしければ<こちらから>どうぞ。

ふたりのこれまでのいきさつについては、前作「翠雨の頃」をご一読いただければ幸いです。

 

 

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