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料理レシピ本大賞
評価:
瀬尾幸子
新星出版社
¥ 1,458
(2014-03-20)



先日、「第2回料理レシピ本大賞」というのが発表されたという記事を見たんですが、その対象に選ばれた「ラクうまごはんのコツ」っていう本、実は以前に書店で見て購入したものだったんですよね。
載っている料理は、奇をてらったものではなくてごく一般的なもの。そのくせ目からウロコのコツや工夫が満載で、書店の店頭で見て(あ、これは絶対に役に立つなあ)と直感したんです。
料理本って、見てるだけでも楽しいんだけど、献立を考えるのに困ったときとか参考になるとうれしいですよね。
この本、写真も大きくて見やすいし(私たち世代にはとってもありがたい…笑)手順も詳しく載っているし、お勧めですよ。
でもね、…ふふふ。私の本を選ぶ目もなかなかじゃん、と実はそれが一番うれしかったりするのよね。(^^)


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 10:21
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なんか、いっぱい映画見た…
昨日と今日で、なんかもういっぱい映画見ました。
昨日は、息子がレンタルで借りてきた「インターステラー」とBSでやってた「エアフォースワン」、それにダンナが借りてきた「るろうに剣心」を横からチラチラと。
今日は、前から見たかった「ザ・ロック」をようやく見ました。

「インターステラ―」は全然予備知識もなく見たんだけど、すっごい面白かった…というか、深く心に残る映画でした。息子が「ネットで話題になってた」とかで、見たいと言っていたんですが、私は全く知りませんでした。
3時間近い作品ですが中だるみもなく、アクション要素も適度にあって、見ている間は結構ハラハラさせられます。
けれど、それより何より、その映像技術に圧倒されますねー。宇宙空間とか、他の銀河系の惑星とか、ブラックホールの中とか…しかも、これが単なる想像の産物ではなく、最新の宇宙科学研究に裏打ちされたものだというのですから。
私なんてそういった科学的知識は皆無ですから、ひたすら「へ〜、ほえ〜」と驚嘆していただけでしたが、宇宙や物理学にそれなりの造詣がある人なら、もっと違った感想を持たれるかもしれませんね。
物語は壮大で少々分かり辛いところもあるのですが、宇宙探査という無機質な世界でものすごく人間的なドラマが展開するという、その対比の面白さが、ドラマチックでとてもよかった。
そして、長い長い時間を超えた父と娘の約束の物語なんだと思って見ると、ラストの感動もひとしおです。

「ザ・ロック」は、ずいぶん古い作品ですが、「みんなのシネマレビュー」の評価がとても高くて、以前から気になっていたんです。
何といっても、ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー、エド・ハリスという演技派俳優の共演! ネットでは「ハゲがかっこいい映画」なんて妙なほめられ方をしていましたが(笑)、いや〜、本当にみんなカッコいいんですよ〜〜!
中でもやっぱり、ショーン・コネリーがピカイチですね。(^◇^) 30年も牢にぶち込まれていた老人なのに、海兵隊とガチで戦えるくらい強いなんて、あんた何者? →彼の正体が元イギリスの諜報部員だ、というのには笑ってしまいましたが。とにかく立っているだけで絵になる役者さんというか、存在感ある人なんですよねえ。
反乱部隊の指揮官エド・ハリスも、悪人になり切れない人格者の苦悩と義憤をうまく表していて秀逸。
もちろんニコラス・ケイジも、肉体派ではないのに無理やりそういうシチュエーションに放り込まれて右往左往しつつ、ここぞというときにはしっかりアクションもこなしてしまうちょっと気弱な主人公を熱演して、すごくはまっていました。
ウワサどおり、ハゲが思いっきりカッコいい映画でありました。
吹替で見たんだけど、ショーン・コネリーの声はやっぱり若山弦蔵さんで、いつ聞いても何度聞いても、素敵な声にしびれました〜〜。(^^)


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 22:00
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「ラストサムライ」雑感
先日、姫路の書写山圓教寺を訪れた流れで、改めて家にあった「ラストサムライ」のDVDを見てみました。
本当は現地に行く前に見ておけばよかったのだけど…と、見終わった後で後悔することしきりだったのですが;; そうすれば、「あ、ここはあのシーンで出てきたところだ!あ、ここも!」なんて、もっとロケ地めぐりを楽しめたかもしれないのに。もったいないことをしました。
それにしても、DVDまで買ってしまっていたとは、私この映画かなり好きだったんですねー。と、何となく他人事っぽいのは、実のところ映画館で最初に見たときには、見ている間中ずっと、何とも言えない違和感に囚われていて、見終わったあともそれほどいい作品だとは感じられなかったからなんです。
だって、明治維新の頃の話なのに(渡辺謙演じる勝元のモデルはどう見ても西郷隆盛でしょ)南北朝か戦国時代か?みたいな甲冑姿だし、吉野山中に南国の植物は生えてるし、天皇陛下との謁見も違和感バリバリだし、挙句の果てに忍者集団が襲ってくるとか…う〜〜ん。。。そんな諸々が気になってしまって、素直に映画を楽しむどころではなかったんですよね。
それでも、DVDを買ってしまうほどだったのだから、どこかに強く惹かれてはいたのでしょう。
今改めて見直してみると、以前ほど不自然さは気にならなくなり、それよりも主役のトム・クルーズを始め、渡辺謙、小雪、真田広之…といった俳優陣の演技の素晴らしさ、かっこよさが際立っていて、非常に見ごたえのある作品だったんだなあという思いを新たにしました。
思えば、最初に見たときは、あまりにも日本人的な視野で見てしまっていたのですね。日本人なら当然知っている日本の歴史、日本人の精神、所作、衣食住などの常識。それが少しでも違うと、ものすごい違和感になってしまう。こんなのあり得ない、私の知っている歴史と違う、とパニックになってしまうというか。
でも、これはハリウッド映画です。アメリカ人が作った、日本という国を舞台にしたフィクションなんです。そう思って見れば、おのずと本作の持つ意味、エドワード・ズウィック監督がこの作品で描きたかった「もの」の本質が見えてくるのではないでしょうか。
この映画から感じられるのは、日本の伝統である「武士道」「侍」といった精神的なものに対する強烈な憧れです。少しでも日本に興味を抱いている外国人の方なら、おそらくこの映画は、ものすごく納得できるというか共感できる作品なのではないでしょうか。
この作品の主人公オールグレン大尉(トム・クルーズ)は、最初ほんの成り行きで(というか単に多額の報酬につられて)日本に渡ってくるのですが、明治政府の性急な近代化に反対する勝元に捕らえられ、彼らと生活を共にするうちに、勝元の高潔な人柄に魅せられていきます。そうしていつかオールグレン自身も、侍としての生き方に目覚め、人としての誇りを取り戻していくのでした。
何というかこの過程が、日本が大好きな欧米の人たちにはたまらないんじゃないか、と思うんですよね。
日本や日本人について何も知らなかったオールグレンが、武士道を知り、さらに剣術を学び、精神的にも肉体的にも強くなっていく。この姿に自分自身を投影したならば、「いや〜、俺強えええ〜〜!かっこええ〜〜!!」となるんじゃなかろうか(笑)。
その憧れの対象として描かれるのですから、武士道に生きる日本のサムライたちがめちゃくちゃカッコいいのは言わずもがな、です。
そんな訳で、改めて見た「ラストサムライ」は、日本人としてちょっぴりうれしく誇らしくなる映画でした。
以前に感じた違和感も、そう思って見ればそんなに嫌ではありません。それどころか、あのハリウッドが本気で、総力を挙げて、大金をはたいて、日本の素晴らしさを世界に宣伝してくれる映画を作ってくれたことに感謝したい気分です。
いやむしろ、現代の日本人にこそ見てもらいたい作品ですね。
細かいレビューは、また後日、もう一つのブログの方にまとめたいと思います。


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 21:34
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ガメラの新作が、来る?きっと来る!
10月9日の<ニュースウォーカーの記事>より。

ニューヨーク・コミコン2015で「ガメラ」生誕50周年記念映像が公開!

「ゴジラ」と並んで特撮ファンから熱狂的人気を誇る怪獣シリーズ「ガメラ」。第1作となる『大怪獣ガメラ』(65)から数えて今年は生誕50周年を迎える記念すべき年だが、10月8日(日本時間10月9日深夜2時30分)に、ニューヨーク・マンハッタンにて開催の米ポップカルチャーの祭典「ニューヨーク・コミコン2015」で、生誕50周年記念映像の「GAMERA」がお披露目された。
CGでガメラを甦らせた「GAMERA」を手掛けたのは、映画、CM、TV、ドラマ、アニメーションなど、あらゆるジャンルの映像作品を手掛けている石井克人監督。東京にギャオスが来襲し、人々が逃げ惑うなか、少年・マナフ(高橋琉晟)は父親(宮藤官九郎)をギャオスに食べられてしまう…というストーリーが展開する。
10月22日(木)から開催される第28回東京国際映画祭の日本映画クラシックス部門では、「平成ガメラ」3作品の4Kデジタル・復元版などシリーズ4作品を上映するが、ここで生誕50周年記念映像の日本初上映も行う予定。チケットは10月10日(土)からticket boardにて発売開始される。また、10月9日オープンの「ガメラ生誕50周年」WEBサイトではショートバージョンを見ることができるので、こちらもチェックしてみてほしい。
そして、さらなる「GAMERA」新プロジェクトも企画を予定しているとのこと。内容は決定次第知らされるようなので、今後の展開が楽しみだ。


この記念映像、ロングバージョンの方を you tube で見たんですけど、ものすごい迫力で、なんかもうワクワクドキドキしました。
今はもう動画が削除されているみたいなんですけど、いや〜、朝からいいもの見せてもらったなあっていう感じで。
映像はほぼCGになってしまって、ちょっと重量感が足りないかなという気もしますが、平成3部作のときのような邪(よこしま)な雰囲気にゾクゾクします。
すぐさま新作映画の製作…というわけにはいかないのでしょうけど、いつか実現するといいですねえ。(≧▽≦)
いずれ削除されるとは思いますが、一応ロングバージョンの you tube のリンクを貼っておきますね。<こちら>から。

「来るよ。ガメラは絶対に来るよ!」


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 22:21
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ターミネーター:新機動/ジェネシス
7月末にダンナと「ターミネーター:ジェネシス」、そしてつい先日は娘と「ジュラシックワールド」を見てきました。
どっちもまあまあ、ツッコミどころはいっぱいなんですが、それなりには楽しめたかな。
まずは「ターミネーター:ジェネシス」についての感想を。

「ターミネーター:ジェネシス」は、まずは現在のシュワちゃんをいかにしてシリーズに復活させるかという、そのための脚本、設定ありきという感じでしたね。もちろん1・2のオマージュ的なシーン(サービスショット?)も多々あり、何というかゲームのファンディスクみたいな作品でした。
ただ、そのための無理やりな設定改変のせいで、あまりにも話が猥雑なパラレルワールドになってしまった感は否めません。もうここまできたら、何でもありになっちゃうんじゃないの? そのうち、サラやジョンが初めからいなかった、っていう世界まで出てきそうで。果たしてこれが「ターミネーター」と言えるのか? 意見の分かれるところでしょうね。
そもそも、私が「ターミネーター」の1作目に感動したのは、どこまでも執拗に追ってくるターミネーターの恐怖の凄まじさ(ある意味ホラー映画のような不気味さ)に対してでした。そしてそのT-800を演じるシュワちゃんの、まさに機械そのものといっていい怪演! これぞ、キャスティングの妙だなあ、と(笑)。
今作では、あれほど倒すのに苦労したそのT-800もT-1000も、拍子抜けするくらいあっさりやられてしまいます。ここでまず、ちょっとがっかり。
さらに話が進むにつれ、目まぐるしく変化していく世界線。あ、でもこれダメでしょ、これやっちゃうと、ターミネーターの話そのものが成り立たなくなっちゃうんじゃないの…。
もちろん、ターミネーターのテーマが「運命は変えられる」ということなら、運命(未来)を変えるための、人と機械の時間を越えた戦いを描くことこそ王道、なのかもしれませんが。
やっぱり時間移動モノは難しいんですよねー。タイムスリップによって過去に干渉し、そのせいで未来が変わるということになると、その中でいかに矛盾なくストーリーをきちんと収束させるかが非常に難しくなりますし、過去シリーズの中で色々と辻褄の合わないことも出てくるわけで。それこそ「シュタインズゲート」くらい練りに練った話でなくては、粗だらけのツッコミどころだらけになってしまいます。
今回の「ジェネシス」、最大の謎が解明されておらず、何か含みのあるラストシーンだなと思ったら、どうやら今後もシリーズ化が予定されているようです。三部作が終わったとき、このパラレルワールドな死闘にどんな決着がつくのか、注目したいですね。

ところで――。
私的には、シュワちゃん以外の配役がまったく気に入りません。
特にカイル・リース。なんで? なんであんな筋骨隆々としたゴリラ男なの(爆)? マイケル・ビーンはあんなにかっこよくて素敵だったのにっ…と、かなりショック。1を見たとき、カイルとサラの一夜限りの熱愛に感動し、激しい思い入れを抱いた私としては、この役者さんは全くぴんときませんでした。
サラ・コナー役の女優さんも確かにかわいいんだけど、1の可憐なリンダ・ハミルトンにも、2の鬼気迫るリンダ・ハミルトンにも、結局どっちにもなりきれてなくて、なんか中途半端なんだよね〜。子供の時から自分の運命を知って生きているという割には、背負っているものの重さが感じられないというか。
そして、ジョン・コナー。ジョンって、シリーズ通して全く風貌とか性格とかが一致しない人だよなあ。2のジョンがあんなにかわいかったのに…って3を見たときショックだったし、4では人類の救世主っていう感じじゃ全然なかったし、今回はなんと敵になってしまうんですよー。もうもう、あちゃー、やっちまったなー(´゚д゚`)としか…。
いや、これはあかんやろ…。

てなわけで、見終わった後なんだかスッキリしませんでした。もちろん次があるのは分かってるけど。
1週間たったら忘れてる。そんな映画ですね。
私的評価は、3.0+映像の凄さ0.5で ★★★☆ の3.5点というところ。


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 11:47
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「ドラキュラZERO」見ました〜!
以前、「ドラキュラZERO」という映画が気になっているという記事を書きましたが、ようやくレンタルで見ることができました。
公式の解説は――
「その名はヴラド・ドラキュラ。15世紀に実在したヨーロッパの一国の君主。横暴な大国トルコ帝国の侵略から、民衆と愛する妻、そして幼い息子を守るため、強大な闇の力と契約を交わす。だが引き換えに耐えがたい代償を払うことに。果たして、彼は恐るべき悪と化しても、なお英雄でいられるのか?
この映画が、これまでのドラキュラのイメージを覆す。
ドラキュラのモデルになった実在のヨーロッパの君主の半生を交えながら、稀代のダーク・ヒーローの誕生と、その壮大なる戦いを最新のVFXを駆使して描く、アクション・エンターテイメント超大作。」
というもので、やっぱり思っていたとおりのダークヒーローものだったんですけど、世間的にはドラキュラをこういう風に描くのって新鮮なんでしょうかね。私としては、もうちょっとダークな部分が強調されててもよかった気がするんだけど…。なんというか、ドラキュラがあまりにもいい人すぎて、悲劇的な側面ばかりが目立っている(つまり分かりやすい図式すぎる)のが、イマイチ深みがないというか面白くないというか。
ウィキを見ると、はっきり「アクション映画である」と書かれているので、これを少しでもホラーとか吸血鬼の映画だと思って見ること自体が間違いなのかもしれませんね。時間も1時間30分くらいだし、サクッと見られてそれなりに面白いアクション映画と思えば、まずまず及第点かと。
主人公のヴラドを演じるルーク・エヴァンスは、憂いを秘めたイケメンで、悪になっても素敵(最後に塵になって崩れていくシーンでさえも!)なわけです。まさにルークを鑑賞するための映画、といえなくもない。全く新しいドラキュラ像の誕生、でもそこに(個人的には)もう少しだけゴシックホラー的な陰鬱さがほしかったなあ…と思うのはないものねだりでしょうか。
ちなみにこのルーク・エヴァンスは、「ホビット」では弓の達人である人間バルド(湖の町エスガロスの船頭)を演じています。
さらに、エンディングの現在のシーンは、原作でもあるブラム・ストーカーの「ドラキュラ」へと繋ぐ意味を持たせていたのだと思いますが、正直蛇足な感は否めませんでした。
やはり、コッポラの「ドラキュラ」の方が数段素敵だったなあ。
「ドラキュラZERO」の私的評価は ★★★ というところですねー。


映画の予告編がなかなかいいので、貼っておきますね。(実はこれを見て、映画が見たくなったんだ〜笑)

 


さらに、映画.comの「ドラキュラZERO」特集ページは<こちら>から。
あらら…。何やかや言いながら、私この映画けっこう好きみたい(笑)。


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 10:11
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地元発信の旅行ガイド雑誌


西日本出版社が出している「くるり」という旅行ガイドのシリーズがあります。
先日、奈良の中南部を取り上げた本が出たので、購入してみました。
「くるり かつらぎ・飛鳥・吉野大峯+十津川・桜井宇陀・大和高原」というタイトルのとおり、いわゆるこれまで<奈良>というくくりでさんざん取り上げられてきたメインの観光地以外の地域を、あえてピックアップしたガイドブックなんですよ。
奈良県に住んでいても、なかなか中南部へは足を延ばしにくいものです。それは、交通の便が悪かったり、もちろん物理的に遠かったりすることもあるのですが、それ以上になかなか詳しい情報が手に入りにくいということがネックなんですよね。
もちろんインターネットで検索すれば色々な情報を見ることはできるのだけれど、バラバラな情報をひとつにまとめるというのがこれまた難しい。
そんなわけで、私にとってもこの雑誌は目からウロコでした。
ページを開いてまず目を奪われたのは、写真がとてもきれいで魅力的なこと。
そして、地元発信ならではの貴重な情報が、たくさん掲載されていること。
そこそこ土地勘のある場所の話なので、ああ、あそこの近くにこんな素敵なお店があるんだとか、今度近くまで行ったら寄ってみようとか、とにかく具体的に想像できるのがうれしい。
長い間住んでいるところでも、知らない場所がこんなにいっぱいあるものなんですね。
まだまだ奈良検定合格にはほど遠いなあと反省。
地元発信のガイドブック「くるり」オススメです。


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 22:10
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相棒13 最終回
もう結構前のことになりますし、あちこちで色々と言われてきた作品なので、今さら私がこき下ろすこともないかとは思いながら…。でもやっぱり、これは一言書かずにはいられない。見終わった後、相棒大好きな娘と二人で、しばらく呆然と言葉を失った…それくらいショックを受けたのですから。
テレビ朝日の公式を覗きに行くと、次のようなストーリー紹介が載っていました。

ついに甲斐享、最終章。
犯罪者だけを狙った連続暴行事件が発生。犯人は、警察の手が及ばない隠れた悪党に制裁を加える「ダークナイト」と呼ばれる人物と思われた。ダークナイトは、ここ2年足らずの間に、制裁目的と思われる同様の事件を5件起こしており、世間の注目は高まるばかり。右京(水谷豊)も、ダークナイトが一体何を目指しているのか興味をひかれている様子で、独自の捜査に乗り出す構えだった。
そんな中、政務活動費の不正流用疑惑が持ち上がっている都議会議員が暴行される事件が起こる。目撃証言などから犯人はダークナイトと思われたが、今回は被害者が初めて死亡してしまう。享(成宮寛貴)は模倣犯の可能性を疑うが、右京はその説を「全面的には支持できない」としながらも、被害者がこれまでの人物像とは違う上、犯行が殺人にまでエスカレートしていることに違和感を覚えていた。
果たしてダークナイトとは一体何者なのか? それは正義か?悪か?
右京と享、相棒としての3年の月日が問われる最後の事件!
あなたが目撃するのはシリーズ始まって以来の衝撃的な結末!


確かに衝撃的だけど、衝撃の意味が違う。
相棒史上、最低といっても過言ではないくらい、衝撃的につまらなかった、という意味なんですけど。
ぶっちゃけネタばらししてしまうと、このダークナイトというのが実はカイトくんなんです。まあ、ネタばらしでもなんでもなくて、最初に犯人が彼だっていうのがはっきり映ってるんだけどね。
そしてそのまま、何のどんでん返しもなく、納得できるような理由もなく、最後はカイトが逮捕されて終わっちゃうんだけど…。
なんで、こんな最終回にしたかなあ。これじゃカイトくんはサイテーのバカ男じゃないですか!
右京さんと2年もコンビくんでいながら、警察官として絶対にやってはいけないことをしていたなんて。
何らかの理由によって犯人を裁くことができない理不尽さ、そのことに対する苦悩なんて、これまでもさんざん相棒で取り上げられてきたテーマでした。そこを白黒つけずに視聴者にゆだねてきたのがこのドラマのいいところだったのに…。
カイトのやってることは正義でも何でもない、独りよがりの偽善者の暴走です。右京さんが一番嫌うことです。
本当に、なんで、こんな話にしちゃったんだろう。これじゃ、あんまりにもカイトくんがかわいそう。というか、この2年間二人を見てきた視聴者がかわいそうです。
こんな結末になるなら、いっそ殉職でもさせてあげた方がずっと彼のためになったのに…と思ってしまいました。
せめてもう少しまえから、ちょっとでもこうなるための伏線があったらよかったのに。それも何もなくていきなりこんな話にされてもねえ。見ている方だって戸惑いますよ。
相棒大ファンの娘も、さすがにこれはないわ〜とドン引きしていました。
次の相棒の選定も含めていろんな憶測が乱れ飛んでいるようですが、正直もうそろそろ右京さんも定年退職する時期なんじゃないですかねえ。


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 13:44
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平井和正先生――合掌。
今日1月18日(旧暦)は、姜維の命日。
あああ〜〜〜! 今年こそは…今年こそは…絶対に何か書くぞ!と固く心に誓っていたのに…のに…。
またもや、何も出来なかった…。orz
と落ち込んでいたら、もっとショックなニュースが飛び込んできました。
平井和正先生が亡くなられた、ですと!!!!!
ショック。。。すんごいショック。。。嘘や〜〜〜!

学生時代に、それこそ貪るように読んだ「ウルフガイ」「サイボーグブルース」「死霊狩り」…私の人生観を変えた作家さんの一人であることは間違いありません。私の精神のおそらく8%くらいは、平井和正で出来ている、と言ってもいいくらい。それくらい好きでした。
初めて読んだのは「狼男だよ」だったなあ。次の「狼よ、故郷を見よ」で完全に虜になりました。
バイオレンス満載なのに、全然非情な感じがなくて、どんどん読み進めてしまう。ハードボイルドを自称しながら、人間以上に人間らしい熱いハートを持った主人公。底なしの絶望の中でも、決して輝きを失わない孤高の魂――。アダルト犬神明が本当に大好きでした。
それまであまり読んだことがなかったSF小説の地平を私に開いてくださったのも、平井先生のおかげです。
いつか「今月のお気に入り」でじっくりと語りたいと思っていたのに、突然の訃報に何も言葉が出てこない…ただただ絶句。(;O;) 個人的には、出崎統氏が亡くなられたときのショックに近いかもしれません。

ツイッターでたくさんの方が呟いておられるのを見てきました。
皆さん、本当に平井先生の作品がお好きなんですね…。
こんなにたくさんの人に愛された平井先生、素晴らしい作品の数々をありがとうございました。
残念です。寂しいです。まだまだまだまだ読みたかったですけど。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
合掌。


 
author:千華, category:シネマ・本語り, 23:36
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ドラキュラZERO
…という映画が、ちょっと気になってます。
まだ上映されてないけど、予告とか見てるとなんか面白そう〜〜っていう…。
吸血鬼の代名詞でもあるドラキュラ伯爵は、15世紀に実在した人物ワラキア公ヴラド3世をモデルにしていることはよく知られていますが、この映画の主人公がまさにそのヴラドなんですよねー。
串刺し侯の異名で恐れられたヴラドですが、その生涯は、オスマン帝国との戦いに翻弄され、波乱に満ちたものでした。この映画はおそらくそのあたりのお話なんだと思うんだけど、強大なオスマン帝国の侵略から愛する家族と民を守るため、闇の力と契約し悪に落ちる(モンスターになるということ?)っていうストーリーは、ちょっと陳腐でありきたりな感じもするんだけどねえ…はてさて、どんなものだろうか。

ドラキュラと言えば、もちろんブラム・ストーカーの小説が有名ですが、それを元にした映画もたくさん作られましたね。そしてドラキュラ俳優といえばクリストファー・リー。これも異論のないところでしょう。
でも、私的には、1992年にフランシス・コッポラが撮った「ドラキュラ」。これが一番印象に残っています。
これはもう、単なるドラキュラ映画ではなく、ゲイリー・オールドマン扮するドラキュラ伯爵と、ウィノナ・ライダー扮するミナとの純愛映画以外のなにものでもないんですよ。ミナの婚約者であるジョナサン・ハーカー(キアヌ・リーブス)なんて、まったくの脇役。
例によって、ストーリーをウィキから拾ってみると、

ドラキュラ伯爵は、かつてルーマニア・トランシルバニア城の城主だった。イスラム勢力との戦に赴くが、そこで戦死したという虚偽の知らせを真に受けた最愛の妻エリザベータは、身を投げて自殺してしまう。帰還したドラキュラ伯爵は悲しみの中、司祭から自殺した霊魂は神に救われないという言葉を聴き絶望する。絶望の末、怒り極まったドラキュラは、神に背き、神への復讐を誓い、血を糧に生きながらえる吸血鬼と化すのだった。
それから400年後。ロンドンの弁護士・ジョナサンは、ルーマニアのドラキュラ伯爵からの依頼を受けて彼の城に向かうが、そこで伯爵の正体を知ってしまい、城に囚われてしまう。一方ロンドンへと渡ったドラキュラ伯爵は、そこで亡き妻と瓜二つの女性・ミナと出会う。しかし彼女はジョナサンの婚約者であり、ミナはジョナサンと伯爵との間で揺れ動くこととなる。

ストーカーの原作をなぞりながらも、この映画からは愛する者を理不尽に奪われたドラキュラの悲しみ、自分を裏切った神への怒りが、凄まじいエネルギーとなって見ている者を襲います。
最愛の妻への深い愛、失った思いをミナによって取り戻したいと願うドラキュラの切なさ…。
恐怖と純愛の美しさがないまぜになった、とても素敵なゴシック・ホラーでした。
今回の「ドラキュラZERO」がどこまでかつての「ドラキュラ」に迫れるのか、興味のあるところですねー。

 

author:千華, category:シネマ・本語り, 20:52
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